ドライヤーにご注意

ドライヤーにご注意

なぜ「ドライヤーを長時間使うこと」が髪に良くないと言われるのか・・・これも、髪の性質に大きな原因があるからです。
もう一度ここでおさらいしますが、前の項では、「髪が30℃を超えるとキューティクルが開く」という話をしました。
しかし、この温度の上限もしっかりと理解しておく必要があります。
なぜなら、髪は70℃以上の温度になることで、急激に固まってしまうという性質を持っているのです。
しかも悪いことに、そうなってしまった髪はよほどのことがない限り復元することができないという、恐ろしく、そしてやっかいな事実を知識としてしっかりと押さえておいてください。

 

 

 

この「固まる」という状態は、髪そのものが固まるということではなく、キューティクルが開いた状態で固まってしまうという意味です。
つまり、髪が常にダメージを受けやすい状態で固定されてしまうということを意味します。
単にドライヤーの温度だけを拠り所にしてしまうと、髪に加える温度にズレが生じ、このような良くない状況に置かれてしまうこともあります。
どういうことかというと、髪が濡れた状態でドライヤーをかけるのと、乾いた状態でドライヤーをかけるのとでは、ドライヤーから出る熱風、温風の温度は同じであっても、髪の温度がまったく違ってきてしまうのです。

 

 

 

そして間違いやすいのが、「濡れている状態のほうが、髪の温度は上昇しやすい」ということです。
乾いている状態ではそれほど急激に髪の温度上昇は見られませんので、その点に注意が必要です。